今日のいも

あっちはひとりごと、そっちは建前、こっちは考察

日本は暴行OKな国らしい

んわけあるかいな。

 

 

この手の記事によくある主語が大きすぎるやつ。

女性店員の胸を触る男性客とか普通に犯罪だけど、法律上の犯罪と日本人の性犯罪に対する見方をごっちゃにして問題が見えなくなってるように感じる。

 

間違っていること

1.暴行は犯罪であること

当然のように犯罪ですね…

広義で実質的な効果がないと言う意味で述べるなら、警察を呼んだ場合の対応で決めるべき。残念ながら国家機関が一切関与していない状態で国全体がそうであるかのように述べるのはNG。

例を出せば、街中で覚せい剤やってる人たちがいたからその国では覚せい剤OKだと結論づけるのと同じ。

 

問題の原因を見誤っていそうなところ

1. 「セクハラは暴行」ではないこと

「見知らぬ女性の胸を触ることはセクハラであり、暴行ではないという意識が日本人の一部にある」という話。たぶん海外の人は「それはセクハラではなく暴行である」って考え。

どこからが暴行かはその国の人が決めるべきで、海外の人に云々言われるところではない。

逆にセクハラと暴行を同列に扱うのは範囲が広すぎるのではないか(全てのセクハラは暴行と同じくらいの重い罪であり同等に罰せられるべきなのか?それを求めているのか?)。

本当の問題は「暴行として扱われるぐらいの強い苦痛を感じる行為を暴行として扱わない人がいること」。

 

2. その主張の正当性をどこに置くのかというところ

まとめ部分に以下のような記述がある。

冗談で済ませちゃいけない問題なんだ、犯罪なんだ、というのは各国からのコメントを読んで初めて気付きました。」

「初めて気づいた」というのは微妙な話で、今まで冗談で済んでいたならそれは冗談ではないかという反論ができてしまう。冗談でする行為を何でも勝手に犯罪にされちゃ困る。

「人には冗談と言われるが、自分は非常に強い苦痛を感じている」から犯罪にすべきなのであり、冗談で済ませられるなら冗談で済ませればいいのでは。

 

まとめ

まず第1に主語が大きい。主語が大きすぎると愚痴にしか見えない。

この話で1番の問題は「犯罪が犯罪として認知されていないこと」であって、「日本では暴行OKである」ことではない。

「日本は遅れている」という印象を皆に伝えたいのならばいい記事であると思う。